~森林新サービスプログラムとは~
森林新サービスプログラム立ち上げの背景
30年間、県の林業技術者として勤めた仕事の現場は、ほとんどが山村でした。
その30年の間に、私がお世話になっていた数々の山村集落でも人口減と高齢化が進み、その存続が危ぶまれているところもあります。
一方、自然とのふれあいを暮らしに取り入れたい、子供たちに野外体験をさせたい、森の中でリフレッシュしたいなど、森林に対する人々のニーズも高まっています。しかし、気軽に森林へ行き、利用できる機会は、それほどないのが現状です。
そこで、当事務所では、山村の地域経済と人の流れを興していくことを目的に
①山村に豊富な森林資源を活用して→プログラムの開発
②森林の恵みを体感したい人に→情報発信・マッチング
③案内できるプロの人材を養成→セミナーの開催
という森林を活用した新しいビジネスプランを考案し、取り組んでいるところです。
セミナー開催の様子
森林資源を利用したプログラム例
森林新サービスプログラムに関するトピック
国内では、林野庁や(公社)国土緑化推進機構が中心となって、「森林サービス産業」の創出に取り組んでいます。
社会的な課題と森林分野による貢献の可能性を結びつけ、森林分野の新産業を創出しようと動き出しています。
「森林サービス産業~新たな森と人のかかわり「Forest Style」の創造~」の提案
ライフステージに応じた森林とのかかわり~「Forest Style」~
出典:林野庁資料より
※2019年2月4日に開催された「森林サービス産業(仮称)」検討委員会により、正式に「森林サービス産業」としてスタートしました。